私たち宝塚市助産師会のメンバ－は専門職として、行政および他の専門職やNPO法人と連携しながら活動しています。

　子育ては妊娠中より知識を得ることは大切なことです。たとえば、子育て家族が、「抱く」という最初の行為で、外界の環境で赤ちゃんは安心感を持つことができます。赤ちゃんは「抱かれる」、子育て家族は「抱く」ということは、双方にとって初めての体験ですから、当初はうまくいかないのも当然で、泣き止まないことに不安が増すことも出てくるでしょう。まして「腹這い」は、赤ちゃん自身が重力を感じとることですから、不安と苦痛で最初赤ちゃんは泣きますが、徐々に遊ぶことの楽しさに移ります。

　また、授乳や離乳食についても子育て家族にとっても赤ちゃんにとっても初めてのことだらけでなかなかうまくいかないことが多いかと思われます。

「食事をする」ことは楽しいこと、身体を育むことに繫がっていきます。

赤ちゃんとともに暮らすことは、初めての経験の連続ですから、子育て家族の皆さまの不安は当然です。

　私たちは専門職だけでなく子育ての少し先輩ママとともに、宝塚の子育てが「育むことが楽しくなる」を子育て家族の方々とともにめざしたいと思います。